「なんだかイヤなニオイが…」ウォーターサーバーのニオイの原因と対処法
「ウォーターサーバーから、なんだかイヤなニオイがする…」
「せっかくのお水なのに、ニオイが気になって美味しく飲めない…」
ウォーターサーバーは、毎日私たちの喉を潤してくれる大切な存在。でも、お手入れを怠ると、イヤなニオイが発生してしまうこともあります。
原因が分かれば、対処法も簡単!今回は、ウォーターサーバーからニオイがする原因と、それを解消するための具体的な対処法をご紹介します。
なぜウォーターサーバーからニオイがするの?
ウォーターサーバーからニオイがする主な原因は、**「雑菌の繁殖」**です。
ボトルの差込口やサーバー内部: ボトル交換時にホコリや雑菌が入り込み、そのまま放置されると、サーバー内部で繁殖してしまいます。
お水の劣化: ボトルのお水が空気に触れる時間が長くなったり、直射日光に当たったりすることで、お水が劣化し、ニオイの原因となることがあります。
衛生的なお手入れ不足: 定期的なセルフクリーニングや、外部の拭き掃除を怠ると、雑菌が繁殖しやすくなります。
自分でできる!ニオイを解消する対処法
ニオイが気になり始めたら、まずはご自宅でできる簡単なお手入れを試してみましょう。
1. ボトル交換時の「念入りな拭き掃除」
ボトル交換の際に、いつもより少し念入りにお手入れをするだけで、ニオイの予防・解消につながります。
実施すること:
新しいボトルのキャップ周辺を、アルコール除菌シートなどで丁寧に拭きましょう。
サーバーのボトル差込口に付着したホコリや水滴も、清潔な布やペーパーで拭き取ります。
2. セルフクリーニング機能の活用(搭載機種の場合)
多くのウォーターサーバーには、内部を自動で殺菌・洗浄してくれる「セルフクリーニング機能」が搭載されています。
実施すること:
取扱説明書を確認し、セルフクリーニング機能の操作方法を把握します。
説明書に従い、定期的に(週に1回~月に1回程度)この機能を実行しましょう。
3. サーバー本体の「外側」を清潔に保つ
意外と見落としがちですが、サーバーの外側にもホコリや雑菌が付着しています。
実施すること:
サーバーの注ぎ口(水が出てくる部分)や、受け皿(水滴が溜まる場所)を、清潔な布巾やペーパーでこまめに拭きましょう。
サーバー本体のパネルなども、乾いた布で拭くとホコリが取れます。
4. お水の「鮮度」に注意する
お水が劣化すると、ニオイの原因になることもあります。
実施すること:
一度開封したボトルは、できるだけ早く(メーカー推奨の期間内に)使い切りましょう。
ボトルを直射日光の当たる場所や、高温になる場所に置かないようにしましょう。
専門業者によるメンテナンスも検討しましょう
上記のお手入れをしてもニオイが改善されない場合や、長期間お手入れをしていない場合は、ウォーターサーバー本体の内部に雑菌がひどく繁殖している可能性があります。
その場合は、無理に自分で分解・洗浄しようとせず、契約しているウォーターサーバー会社に連絡し、専門業者によるメンテナンスを依頼することをおすすめします。多くの会社では、定期的なメンテナンスサービスを提供しています。
まとめ
ウォーターサーバーのニオイは、雑菌の繁殖が主な原因です。
ボトル交換時の丁寧な拭き掃除や、セルフクリーニング機能の活用、そしてサーバー外側の清掃をこまめに行うことで、ニオイの発生を抑え、いつでも美味しいお水を飲むことができます。
それでも改善しない場合は、迷わず専門業者に相談し、安全で衛生的な状態を保ちましょう。