JAL「クラスJ」が普通席より安くなるのはなぜ？お得に利用する裏ワザを解説！
飛行機の座席を選ぶ際、「JALのクラスJの方が普通席より値段が安い！」と驚いた経験はありませんか？
本来、クラスJは普通席よりも広いシートで快適に過ごせる上位クラスのはず。なぜ、このような逆転現象が起こることがあるのでしょうか。今回は、その理由と、お得にクラスJを利用するための裏ワザを徹底解説します！
クラスJが普通席より安くなるのは、航空券の「運賃」が違うから
クラスJの料金は、厳密に言うと「普通席の運賃＋追加料金1,000円〜3,000円」で決まります。しかし、この「普通席の運賃」が、予約するタイミングや割引の種類によって大きく異なるため、逆転現象が起こるのです。
具体的な理由は以下の2つです。
1. 割引運賃とクラスJ追加料金の組み合わせ
JALの航空券には、「特便割引」「先得割引」など、早めに予約することで安くなる様々な割引運賃があります。これらの割引運賃は、空席状況によって価格が変動します。
一方、クラスJへの追加料金は、基本的に1,000円〜3,000円と固定されています。
例えば、
普通席の通常運賃が20,000円
クラスJの追加料金が3,000円
普通席の割引運賃が15,000円
この場合、普通席の割引運賃にクラスJの追加料金をプラスしても、合計金額は18,000円となり、普通席の通常運賃よりも安くなります。
つまり、割引運賃の割引率が高ければ高いほど、クラスJが普通席の通常運賃より安くなる可能性が高まるのです。
2. 空席状況による運賃の変動
航空券の価格は、飛行機の空席状況によってリアルタイムで変動しています。
普通席がほぼ満席で、通常運賃しか残っていない
クラスJにはまだ空席があり、比較的安価な運賃が残っている
このような状況では、普通席の運賃が大幅に高くなり、結果的にクラスJの方が安くなることがあります。
お得にクラスJを利用するための裏ワザ
せっかくなら、お得にクラスJを利用したいですよね。ここでは、そのための具体的な方法を2つご紹介します。
裏ワザ1：とにかく早めに予約する
クラスJの追加料金は固定なので、元となる普通席の運賃が安いほどお得になります。「先得割引」など、早めに予約することで適用される割引運賃を狙いましょう。
裏ワザ2：直前まで価格をチェックする
出発直前になると、キャンセルが出たり、空席を埋めるために運賃が大きく変動することがあります。搭乗日の数日前から毎日価格をチェックすることで、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
まとめ：賢く利用して快適な空の旅を
クラスJが普通席より安くなるのは、決して珍しいことではありません。
「普通席でいいか」と諦めてしまう前に、まずはJALの公式サイトで運賃を比較してみてください。運が良ければ、追加料金を支払うだけで、広くて快適なクラスJのシートを、普通席よりも安く手に入れられるかもしれません。
お得な情報を活用して、ワンランク上の空の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。