ウォーターサーバーの電源は切ってもいい?旅行中や夜間の電気代節約と衛生管理の注意点
「夜寝る間だけ電源を切れば電気代が浮くのでは?」「数日間の旅行中、コンセントを抜いておいても大丈夫?」と考えたことはありませんか?家電製品の節電術として一般的な「こまめに電源を切る」という行為ですが、実はウォーターサーバーにおいては絶対にやってはいけないNG行動のひとつです。
便利で美味しいお水を使い続けるために、なぜ電源を入れっぱなしにする必要があるのか、その理由と正しい節電・衛生管理の方法を詳しく解説します。
結論:ウォーターサーバーの電源は「常時オン」が鉄則
結論からお伝えすると、たとえ夜間や数日間の外出であっても、ウォーターサーバーの電源プラグを抜いたり、スイッチを切ったりしてはいけません。
メーカーが「24時間通電」を前提に設計しているのには、主に**「衛生維持」**という非常に重要な理由があるからです。
1. サーバー内部の自動殺菌機能が止まる
最近のウォーターサーバーには、温水を循環させたりUV(紫外線)を照射したりして、内部をクリーンに保つ「自動殺菌システム」が搭載されています。電源を切るとこの機能が働かなくなり、タンク内で雑菌が繁殖するリスクが急増します。
2. 水の鮮度が落ち、雑菌が繁殖しやすくなる
ウォーターサーバーの水は、加熱や冷却を続けることで一定の温度を保ち、菌の活動を抑制しています。電源を切って水が常温(生ぬるい状態)になると、空気中から入り込んだわずかな菌が爆発的に増えてしまい、次に飲む際にお腹を下す原因になりかねません。
旅行や出張で長期不在にする場合はどうする?
「数日間家を空けるのに、誰も飲まない水を温め続けるのはもったいない」と感じる場合の判断基準をご紹介します。
1週間以内の外出なら「電源オン」
1週間程度の旅行や帰省であれば、電源は入れたままにしておきましょう。帰宅した際、コップ2〜3杯分程度の冷水と温水を出し切ってから使用を再開すれば、衛生的に問題ありません。
2週間以上の長期不在なら「メーカーに相談」
半月以上も使用しない場合は、水の鮮度が保てなくなるため、一度「水抜き」をして電源を切る必要があります。ただし、一度電源を切って放置したサーバーを再開するには、専門的な洗浄(メンテナンス)が必要になるケースが多いです。事前にカスタマーセンターへ連絡し、適切な処置を確認しましょう。
電気代が気になる!正しい節電方法とコツ
電源を切らずに電気代を抑えるには、以下の方法が効果的です。
エコモード(省エネモード)を活用する: 多くの機種には、夜間など使用しない時間帯に加熱・冷却の出力を抑える「エコモード」が搭載されています。これなら衛生状態を保ちつつ、電気代を20%〜30%程度カットできます。
直射日光や熱源を避ける: サーバーが日光で温められたり、冷蔵庫の横に置かれたりしていると、冷却に余計な電力がかかります。風通しの良い涼しい場所に置くだけで節電になります。
背面のホコリを掃除する: 背面の放熱板にホコリが溜まると、熱を逃がす効率が悪くなり電気代が跳ね上がります。半年に一度、掃除機で吸い取るだけで十分な効果があります。
もし誤って電源を切ってしまったら?
停電や誤操作で長時間電源が切れていた場合、すぐに水を飲むのは控えましょう。
再起動を行う: 電源プラグを差し込み、温水・冷水スイッチを入れます。
適温になるまで待つ: 1時間ほど放置し、お湯が熱く、水が冷たくなるのを待ちます(この過程で熱消毒が行われます)。
捨て水をする: コップ数杯分を出し切ってから、味や臭いに異変がないか確認して使用してください。
まとめ
ウォーターサーバーの電源を切ることは、わずかな電気代の節約以上に、**「健康被害」や「マシンの故障」**といった大きなリスクを招きます。
夜間も旅行中も、電源は入れたままにする
節電したいなら「エコモード」を活用する
10分以上の停電後は、一度再起動して様子を見る
これらを守ることで、いつでも安全で美味しいお水を楽しみ続けることができます。もし「今のサーバーは電気代が高い」と感じるなら、省エネ性能が高い最新機種への交換を検討するのも一つの手です。
お使いの機種にエコモードがついているか、一度操作パネルを確認してみてはいかがでしょうか。
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