ウォーターサーバーが動かない?再起動の正しい手順と試すべきトラブル解消法
「いつも通りお水を飲もうとしたら、冷たくない…」「ランプが変な点滅をしている」といったトラブルに直面していませんか?毎日使うウォーターサーバーだからこそ、突然の不具合は困りものですよね。
実は、多くのトラブルは**「再起動」**というシンプルな操作で解決することがほとんどです。しかし、やり方を間違えると故障の原因になったり、衛生状態を損なったりするリスクもあります。
この記事では、ウォーターサーバーの再起動手順から、動かない時のチェックリスト、さらには電気代を抑えながら長持ちさせるコツまで、家電の知識がない方でも分かりやすく解説します。
ウォーターサーバーに再起動が必要なサイン
ウォーターサーバーは24時間365日稼働している精密機器です。以下のような症状が出たときは、一度リセット(再起動)を検討しましょう。
冷水・温水がぬるい: 冷却機能や加熱機能が一時的にフリーズしている可能性があります。
背面のパネルが異常に熱い: 内部回路の負荷が高まっているサインです。
操作パネルのランプが点滅している: エラー表示が出ている場合、再起動でクリアされることがあります。
出水ボタンを押しても水が出ない: 電磁弁の不具合やロック機能の誤作動が考えられます。
これらの症状は、落雷による一時的な過電流や、内部コンピューターの処理遅延が原因であることが多いです。
正しい再起動の手順:5つのステップ
メーカーや機種(床置き型、卓上型、高機能モデルなど)によって細かな違いはありますが、基本となる安全な再起動の流れをご紹介します。
1. 温水スイッチを切る
いきなりコンセントを抜くのは厳禁です。まずは背面のスイッチを確認し、ヒーター(温水)の電源をオフにしましょう。これにより、空焚きや急激な電圧負荷を防げます。
2. コンセントを抜き、5分〜10分待機する
プラグを抜いた直後は、内部にまだ電気が残っています(残留電荷)。この状態で再度差し込むと、エラーが正しくリセットされないことがあります。内部の基盤を完全に休ませるため、最低でも10分程度は放置するのがベストです。
3. 背面の放熱板(コンデンサー)を確認する
待機時間を利用して、背面にホコリが溜まっていないか確認しましょう。ホコリが詰まると放熱ができず、再起動してもすぐにまた熱を持って停止してしまう原因になります。掃除機などで軽く吸い取るだけで、機械の寿命がグンと伸びます。
4. コンセントをしっかりと差し込む
10分経過したら、プラグを根元までしっかり差し込みます。延長コードやタコ足配線は電圧不足を招きやすいため、できるだけ壁のコンセントから直接電源を取るようにしましょう。
5. 温水スイッチを入れ、状態を確認する
電源が入ったら、再び背面のスイッチをオンにします。冷水や温水が規定の温度になるまでには、通常30分から1時間ほどかかります。焦らずに様子を見ましょう。
再起動しても直らない?チェックすべきポイント
もし再起動を試しても改善しない場合は、機械的な故障以外の原因が隠れているかもしれません。修理を依頼する前に、以下の3点を確認してみてください。
空焚き防止機能の作動
ボトル(水パック)が空の状態で加熱を続けると、安全装置(空焚き防止センサー)が働いて電源を強制遮断します。この場合、手動で復旧ボタンを押す必要がある機種もあります。取扱説明書を確認し、水が入っているか再確認しましょう。
設置場所の環境(放熱スペース)
壁とサーバーの隙間が数センチしかない場合、熱がこもってセーフティ機能が働きます。左右と背面には、指の長さ(約10cm程度)の隙間を空けるのが理想的です。
チャイルドロックの誤作動
意外と多いのが、ボタンの「長押し」が必要なタイプで、ロックがかかったままになっているケースです。再度、ロック解除の手順を試してみてください。
故障を未然に防ぐ!日頃のメンテナンス習慣
ウォーターサーバーを長く、そして衛生的に使い続けるためには、再起動に頼らない「予防」が大切です。
背面ファンの清掃
年に数回で構いませんので、背面のメッシュ部分のホコリを取り除きましょう。冷却効率が上がり、結果として電気代の節約にもつながります。
適切な「休止」の判断
「数日間旅行に行くから」と頻繁に電源を抜くのは逆効果です。ウォーターサーバーは通電し続けることで、タンク内の水を加熱・冷却し、雑菌の繁殖を抑えています。1週間程度の不在であれば、電源は入れたままにしておくのが衛生管理上の鉄則です。
1ヶ月以上使用しない場合は、再起動ではなく「水抜き」と「返却・交換」の相談が必要になります。
専門業者への相談が必要なケース
以下の症状がある場合は、内部パーツ(サーモスタットやコンプレッサー)の寿命や故障の可能性が高いため、無理に再起動を繰り返さず、サポートセンターへ連絡しましょう。
再起動後、すぐにまたランプが点滅する。
サーバーの底面から水漏れしている。
焦げたような臭いがしたり、異音がしたりする。
お水に明らかな異味・異臭がある。
多くのレンタルプランでは、通常使用の範囲内での故障であれば無償交換の対象となります。契約内容をチェックしてみてください。
まとめ
ウォーターサーバーの不具合を感じたら、まずは「正しい手順での再起動」を試してみるのが一番の近道です。
スイッチオフ
プラグを抜いて10分放置
埃の掃除
再通電
このサイクルを覚えておくだけで、無駄な出張修理費用を抑え、いつでも美味しいお水が飲める環境を維持できます。
毎日口にするものだからこそ、機械の調子にも少しだけ気を配ってみてくださいね。
お手元の機種に特有のボタン配置やエラーコードの意味について詳しく知りたい場合は、メーカー名を確認の上、サポート窓口へ相談することをお勧めいたします。