ウォーターサーバーの電気代は月500円以下にできる?高い原因と「エコモード」搭載モデルの賢い選び方

 「ウォーターサーバーを置きたいけれど、毎月の電気代が心配……」

「結局、電気代が高くなって家計を圧迫しないかな?」

便利なのはわかっていても、ランニングコストがいくらかかるかは非常に気になるところですよね。かつてのウォーターサーバーは、月に1,000円前後の電気代がかかるのが一般的でした。

しかし、最近の省エネ技術の進化は目覚ましく、実は**「月額500円以下」、モデルによっては「月額300円台」**まで抑えることが可能になっています。

この記事では、電気代が高くなってしまう意外な原因から、月々のコストをワンコイン以下に抑えるための「エコモード」の仕組み、そして家計に優しいサーバーの賢い選び方を詳しく解説します。


1. ウォーターサーバーの電気代はなぜ発生する?

まず、なぜ電気代がかかるのか、その仕組みを整理しましょう。

ウォーターサーバーは「冷水(約5~10℃)」と「温水(約80~90℃)」を常に適温で保つために、24時間電気を使って温度を管理しています。

特に、冷たい水を冷たく保ち、熱いお湯を熱く保つための「保熱・保冷」の効率が、電気代の差となって現れます。

一般的な機種の電気代の目安は以下の通りです。

  • 従来型(エコ機能なし): 月額 約1,000円~1,500円

  • 最新の省エネモデル: 月額 約300円~600円

この差は年間で見ると1万円近くになるため、モデル選びがいかに重要かがわかります。


2. 電気代が高くなる「4つの落とし穴」

「省エネモデルを選んだはずなのに、思ったより高い気がする……」

そんな時は、設置場所や使い方に原因があるかもしれません。

① 壁に密着させて設置している

サーバーの背面や側面は、熱を逃がすための放熱板になっています。壁にぴったりくっつけてしまうと、熱がこもって冷却効率が落ち、余計な電力を消費します。壁から10cm〜15cmほど離すのが理想です。

② 直射日光が当たる場所に置いている

窓際など、直射日光が当たる場所に設置すると、本体の温度が上昇します。冷水を冷やすためにコンプレッサーがフル稼働することになり、電気代が跳ね上がる原因になります。

③ 頻繁に電源を抜き差しする

「使わない時間はコンセントを抜いておこう」という節約術は、ウォーターサーバーにおいては逆効果です。一度常温に戻った水を再度冷やしたり温めたりする際に、最も大きな電力を消費します。また、衛生管理のためのクリーン機能も止まってしまうため、電源は常に入れっぱなしにしましょう。

④ 背面のホコリ

背面の放熱部分にホコリが溜まると、熱の放出が妨げられます。半年に一度、掃除機などでホコリを吸い取るだけで省エネ効率が維持できます。


3. 電気代を月500円以下にする「エコモード」の正体

最新モデルには必ずと言っていいほど搭載されている「エコモード」。これには主に2つの仕組みがあります。

段階的な温度調整

通常、お湯は90℃近くに保たれていますが、エコモードをONにすると70〜75℃程度に設定温度を下げます。これだけで、加熱に必要な電力を大幅にカットできます。70℃あれば、赤ちゃんのミルク作りや白湯には十分な温度です。

光センサーによる自動検知

部屋が暗くなったことをセンサーが感知し、自動でエコモードに切り替わる機能です。就寝中など、誰も使わない時間帯に賢く節電してくれるため、設定の手間がなく確実に電気代を抑えられます。


4. 賢い「省エネモデル」の選び方 3つのポイント

電気代を重視して選ぶなら、カタログの「月額電気代」の項目に加えて、以下の3点をチェックしましょう。

① 断熱構造が優れているか

タンクの断熱材がしっかりしているモデルは、魔法瓶のように熱を逃がしません。電気を使って加熱・冷却する回数そのものを減らせるため、根本的な省エネに繋がります。

② 加熱方式のタイプ

最近では、必要な時だけ瞬間的にお湯を沸かす「瞬間湯沸かし方式」を採用したモデルも登場しています。保温のための電力をカットできるため、使用頻度が少ない家庭では非常に高い節電効果を発揮します。

③ デュアルタンク構造

冷水タンクと温水タンクが物理的にしっかり離れている、あるいは断熱されている構造を選びましょう。お互いの熱が干渉し合わないため、無駄なエネルギー消費を防げます。


5. まとめ:電気代は「賢い選択」で節約できる

ウォーターサーバーは「贅沢品で電気代が高い」というのは、もう一昔前の話です。

  • 最新の省エネ・エコモード搭載モデルを選ぶ

  • 設置場所(放熱と直射日光)に気をつける

  • 電源は切らずに正しく運用する

この3つを守るだけで、月々の電気代をワンコイン(500円)以下に抑えながら、いつでも美味しいお湯と水がある快適な暮らしを手に入れることができます。

ペットボトルを買いに行く手間や、お湯を沸かすガス代・電気代を考えれば、トータルのコストパフォーマンスは決して悪くありません。ぜひ、あなたのライフスタイルに合った、家計に優しい一台を見つけてください。



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