放置は故障の元!ウォーターサーバーを長持ちさせる正しい掃除頻度と、電気代を節約するコツ
「最近、ウォーターサーバーから変な音がする……」
「電気代が思っていたより高い気がするけれど、何が原因?」
「掃除ってどのくらいの頻度でやればいいの? 正直、正解がわからない」
ウォーターサーバーを導入した当初は「便利で清潔」と感じていても、使い続けるうちにお手入れのタイミングや電気代が気になってくるものです。
実は、ウォーターサーバーの掃除を怠ることは、単に不衛生なだけでなく、本体の寿命を縮め、電気代を無駄に跳ね上げる最大の要因になります。逆に言えば、正しい知識を持ってケアするだけで、マシンの故障を防ぎ、月々のコストを大幅に抑えることができるのです。
この記事では、専門的な視点から「ウォーターサーバーを長持ちさせるための黄金の掃除頻度」と「誰でもできる電気代節約術」を詳しく解説します。
1. 【場所別】プロが推奨する「正しい掃除頻度」リスト
ウォーターサーバーは「毎日触れる場所」と「汚れが蓄積する場所」で、必要な掃除頻度が異なります。このスケジュールを守るだけで、故障リスクを最小限に抑えられます。
① 給水口(蛇口):毎日〜3日に1回
口に入る水に最も近い場所です。空気中のホコリや、コーヒー・お茶の跳ね返りが付着しやすく、放置するとカビの原因になります。
方法: アルコール除菌スプレーを吹きかけた清潔な布やキッチンペーパーでサッと拭き取ります。
② 水受け皿:1週間に1回
コップから溢れた水や結露が溜まる場所です。ここは「湿気+ホコリ」により、最も雑菌が繁殖しやすいポイント。
方法: 本体から取り外し、食器用洗剤で丸洗いしましょう。しっかり乾燥させてから戻すのがコツです。
③ ボトル連結部:ボトル交換のタイミング
ボトルを差し替える際、受水棒(突起部分)の周りに水が溜まっていることがあります。
方法: 古いボトルを抜いたら、清潔なペーパーで水分を拭き取り、アルコール消毒を行います。ここを清潔に保つことが、内部タンクの汚染を防ぐ唯一の方法です。
④ 背面の放熱パネル:半年に1回
多くの人が見落とし、故障の原因となるのがここです。
方法: 本体の裏側にある網目状のパネルに溜まったホコリを、掃除機で吸い取ります。
2. 掃除を怠ると「電気代」が上がる驚きの理由
「掃除と電気代に何の関係があるの?」と思うかもしれませんが、実は密接に関係しています。
特に背面の放熱パネルにホコリが溜まると、サーバー内部の熱を外に逃がせなくなります。すると、マシンは水を冷やしたり温めたりするために、通常よりも多くの電力を消費しなければなりません。
効率の低下: ホコリによる目詰まりは、冷蔵庫と同じで消費電力を10〜20%増加させると言われています。
コンプレッサーの過負荷: 常にフル稼働状態になるため、マシンの心臓部であるコンプレッサーが寿命を迎え、結果として高額な修理代がかかることもあります。
「半年に一度の背面掃除」をするだけで、年間で数千円の電気代節約につながるのです。
3. 今日からできる!ウォーターサーバーの電気代を節約する3つのコツ
掃除以外にも、少しの工夫で月々のランニングコストを抑えることができます。
① 設置場所を見直す(壁から10cm離す)
本体を壁にぴったりくっつけていませんか? 壁との隙間がないと熱がこもり、冷却効率が激減します。壁から10cm程度離すだけで、放熱がスムーズになり節電になります。
② エコモードを賢く活用する
就寝中や外出中など、水を使わない時間帯に温水温度を下げて消費電力を抑える「エコモード」搭載機種が増えています。これを設定するだけで、電気代を30%〜50%カットできる機種もあります。
③ 直射日光を避ける
窓際に置いて日光が当たると、本体が熱を持ち、冷やすためのエネルギーを余計に消費します。カーテンで遮光するか、風通しの良い日陰に設置するのがベストです。
4. 「故障かな?」と思ったらチェックすべきポイント
掃除をしていても不調を感じる場合、以下の項目を確認してください。
水が冷えない・温まらない: 背面の放熱がうまくいっていないか、コンプレッサーの寿命の可能性があります。
水漏れ: ボトルが正しくセットされていないか、給水口にミネラル分が結晶化して隙間ができている可能性があります。
異音がする: 背面のホコリ詰まりや、設置面が不安定で振動していることが考えられます。
これらの症状が続く場合は、無理に分解せず、メーカーのサポートセンターへ連絡しましょう。
5. まとめ:長く安く使うための「メンテナンス習慣」
ウォーターサーバーを長持ちさせるコツは、決して難しいことではありません。
目に見える部分はこまめにアルコール除菌する。
ボトル交換のついでに連結部を拭く。
半年に一度、背面のホコリを掃除機で吸う。
この3点を守るだけで、衛生面での安心はもちろん、電気代の節約とマシンの長寿命化を同時に実現できます。
もし、今のサーバーが「古くて電気代が高い」「背面の掃除がしにくい構造だ」と感じるなら、最新の省エネモデルや自動除菌機能付きモデルへの乗り換えを検討するのも一つの手です。最新機種は、10年前のモデルに比べて電気代が半分以下に抑えられていることも珍しくありません。
大切なサーバーを正しくケアして、これからも美味しい水がある暮らしをお得に楽しみましょう!
ウォーターサーバーの掃除はどこまで必要?プロが教える失敗しないお手入れ術と衛生管理の全知識