ウォーターサーバーの契約をキャンセルしたい!クーリングオフのやり方と注意点を徹底解説
「ショッピングモールで勧誘されて、つい契約してしまった…」
「後から調べたら、月々の料金が思ったより高くて後悔している」
「強引な営業で断りきれなかったけれど、今すぐ解約したい!」
ウォーターサーバーは便利な反面、店頭や電話での勧誘、訪問販売などで勢いに押されて契約してしまい、後から「やっぱりやめたい」と悩む方が非常に多い商材です。
特に最近では、お試しキャンペーンだと思ってサインしたら、実は長期の縛りがある契約だったというトラブルも増えています。
でも、安心してください。一定の条件を満たしていれば、「クーリングオフ」という制度を使って、無条件で契約を解除することが可能です。
この記事では、ウォーターサーバーの契約で悩んでいるあなたに向けて、クーリングオフの適用条件や具体的な手続き方法、万が一期間を過ぎてしまった場合の対処法まで、専門的な視点から詳しく分かりやすく解説します。
1. ウォーターサーバーでクーリングオフができる条件とは?
クーリングオフは、消費者を守るための強力な制度ですが、どんな契約でも使えるわけではありません。「どこで契約したか」が最大のポイントになります。
クーリングオフが適用されるケース
主に「不意打ち性の高い販売方法」が対象となります。
ショッピングモールやスーパーの催事場での勧誘
買い物のついでに声をかけられ、その場で契約した場合は対象です。
キャッチセールス・路上での勧誘
駅前などで声をかけられた場合も含まれます。
訪問販売
自宅に業者がやってきて契約した場合です。
電話勧誘販売
業者から電話がかかってきて、そのまま電話口で契約を承諾した場合です。
クーリングオフが適用されない(対象外)ケース
一方で、自分から積極的に情報を探しに行った場合は「じっくり考える時間があった」とみなされ、制度の対象外になることが一般的です。
インターネット(公式サイト・比較サイト)からの申し込み
自分から検索して申し込んだ場合、クーリングオフ制度はありません。ただし、メーカーが独自に「発送前キャンセル無料」などの規定を設けていることがあるので、規約を確認しましょう。
実店舗(家電量販店やメーカーの直営店)へ自ら足を運んだ場合
自分から店舗に出向いて契約した場合も、原則として対象外です。
2. 期限はいつまで?「8日間」の数え方に注意!
クーリングオフには厳格な期限があります。ウォーターサーバーのような訪問販売や特定商取引法に基づく契約の場合、「契約書面を受け取った日」を含めて8日以内に手続きを行う必要があります。
重要:カウントのルール
契約した日が1日目となります。例えば、月曜日に契約書を受け取ったなら、翌週の月曜日が最終期限です。
「まだサーバーが届いていないから大丈夫」と油断してはいけません。サーバーの到着日ではなく、書面(契約書や申込書の控え)を手にした日が基準となります。
もし、業者から契約書を渡されていない場合や、書面にクーリングオフに関する記載がない(不備がある)場合は、8日を過ぎていても解約できる可能性があります。
3. クーリングオフの手続き方法(ハガキ・メールでの書き方)
クーリングオフは、必ず**「書面」または「電磁的記録(メール・専用フォームなど)」**で行う必要があります。口頭(電話)で「解約したい」と伝えるだけでは、後から「聞いていない」と言われるリスクがあるためです。
ハガキ(特定記録郵便)で送る場合
最も確実で証拠が残りやすい方法です。
【文面の書き方例】
タイトル:契約解除通知書
契約日:〇年〇月〇日(西暦・和暦どちらでも可)
商品名:〇〇ウォーターサーバー
販売会社名:株式会社〇〇
担当者名:〇〇様
支払金額:〇〇円
「上記の契約を解除します。支払った金額を速やかに返金し、サーバーの引き取りを行ってください。」
送付日:〇年〇月〇日
自分の住所・氏名
ポイント:
発送する前に、ハガキの両面をコピーしておきましょう。また、郵便局の窓口で「特定記録郵便」または「簡易書留」として送れば、発送した記録が残ります。
メールやWebフォームで送る場合
2022年の法改正により、メールやSNS、業者の専用フォームからのクーリングオフも有効になりました。
メールで送る場合は、送信済みフォルダのメールを確実に保存し、スクリーンショットを撮っておくようにしましょう。
4. クーリングオフをすると、お金はどうなる?
クーリングオフの最大のメリットは、**「無条件・無償」**で解約できることです。
違約金・解約手数料: 一切払う必要はありません。
支払ったお金: 申込金や頭金を支払っている場合は、全額返金されます。
商品の返送費用: サーバーがすでに届いている場合、引き取り費用は業者の負担となります。
もし業者から「設置してしまったから工事費がかかる」「事務手数料だけはいただく」と言われても、支払う義務はありません。毅然とした態度で対応しましょう。
5. 8日を過ぎてしまった!クーリングオフできない時の解決策
「気づいたら9日経っていた…」という場合でも、諦めるのはまだ早いです。以下の方法を検討してください。
① 消費者センターに相談する
全国共通の電話番号「188(いやや)」に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながります。
「強引な勧誘だった」「契約の重要事項について嘘の説明があった(不実告知)」といった事情があれば、期間を過ぎていても取り消しができる場合があります。
② 初期契約解除制度やメーカー独自の規定を確認
メーカーによっては、クーリングオフとは別に「発送前ならキャンセル料無料」や「設置後〇日以内なら返金保証」といった独自のサービスを設けていることがあります。まずはカスタマーセンターに連絡し、現在のステータスを確認しましょう。
③ 違約金を払って解約する
どうしても解約の正当な理由が見つからない場合は、規定の違約金を支払って解約することになります。ウォーターサーバーの違約金相場は1万円〜2万円程度ですが、使い続けるコストと比較して判断しましょう。
6. 後悔しないウォーターサーバー選びのために
ウォーターサーバー自体は、美味しいお水がいつでも飲めたり、お湯を沸かす手間が省けたりと、生活の質を上げてくれる素晴らしいアイテムです。
今回のようなトラブルを避けるためには、以下の3点を意識してみてください。
その場ですぐに契約しない: 魅力的なキャンペーンほど、一度持ち帰って家族と相談したり、ネットの口コミを調べたりする余裕を持ちましょう。
月額の「トータルコスト」を見る: レンタル料が無料でも、お水代や電気代、サポート料を含めると意外と高くなることがあります。
解約ルールを先に確認する: 契約前に「何年縛りか」「違約金はいくらか」を必ず確認してください。
まとめ
ウォーターサーバーのクーリングオフは、**「8日以内」に「書面またはメール」**で行うのが鉄則です。
もし今、強引な勧誘で契約してしまって悩んでいるなら、まずは手元の契約書を今すぐ確認してください。一人で悩まずに、必要であれば消費者生活センターなどの公的機関を頼ることも大切です。
納得のいく選択をして、安心で快適な水のある暮らしを取り戻しましょう。